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<title>我輩とて猫である</title>
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<description> 我輩とて猫である。それゆえ、我輩も夏目漱石氏の『吾輩は猫である』を真似てこの家の家族の日常を描いてみた。幸いにして、この家は、父親、母親、長女、長男、次男、三男、次女の７人家族であり、観察する材料としては申し分ないのである。</description>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/26105870.html">
<title>酒を捨てる</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/26105870.html</link>
<description> 今日、この家の母親が、 「あれ、私の酒がない。どこだ？ どこだ？ ない。冷蔵庫に入れておいたのに。」 と、喚きながら、台所をウロウロしている。そして、 「あの野郎に決まってる！ あのくそじじい！」 と、言ったかと思うと、冷蔵庫から一本の酒を取り出し、「こうしてやる！」と、流しにドボドボと中の酒を捨て始めた。その酒は、言うまでもなく、トウヘンボクのものである。 それを見ていた大学一年の三男が、「もったいねえー。」と、言うと、この家の母親は、 「女ってのは、恐いんだ。気をつけろ...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-10-24T23:56:14+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　今日、この家の母親が、<br /><br />　「あれ、私の酒がない。どこだ？　どこだ？　ない。冷蔵庫に入れておいたのに。」<br /><br />　と、喚きながら、台所をウロウロしている。そして、<br /><br />　「あの野郎に決まってる！　あのくそじじい！」<br /><br />　と、言ったかと思うと、冷蔵庫から一本の酒を取り出し、「こうしてやる！」と、流しにドボドボと中の酒を捨て始めた。その酒は、言うまでもなく、トウヘンボクのものである。<br /><br />　それを見ていた<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%91%E5%8Aw" class="affiliate-link" target="_blank">大学</a>一年の三男が、「もったいねえー。」と、言うと、この家の母親は、<br /><br />　「女ってのは、恐いんだ。気をつけろよ！」<br /><br />　と、言って、にんまり笑った。<br /><br />　そして、しばらく何やら台所でゴソゴソしていたかと思うと、この家の母親が、<br /><br />　「あ、あった。」<br /><br />　と、言い、探していた己の酒瓶を手にしている。どうやら、勘違いであったようである。<br /><br />　（終）　
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/25339650.html">
<title>朝まで生テレビという番組（３）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/25339650.html</link>
<description> 田原氏と爆笑問題という漫才コンビの背の高い方の話の続きから、、、。 「田原さんは、大変な愛妻家なんですよね？」 爆笑問題という漫才コンビの背の高い方が田原氏にたずねる。 「恐妻家だよ、恐妻家。」 と、田原氏が答える。これを聞いたこの家の父親であるトウヘンボクは、「そうそう、おれと一緒だ！」と、うれしそうに言う。 「でも、奥さんがなくなられたとき、自分も自殺しようと思ったんですよね？」 と、爆笑問題の背の高い方が聞き返す。 「ああ、死のうと思ったけど、娘に止められたんだよ。」...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-10-12T21:45:05+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　田原氏と爆笑問題という漫才コンビの背の高い方の話の続きから、、、。<br /><br /><br />　「田原さんは、大変な愛妻家なんですよね？」<br /><br />　爆笑問題という漫才コンビの背の高い方が田原氏にたずねる。<br /><br />　「恐妻家だよ、恐妻家。」<br /><br />　と、田原氏が答える。これを聞いたこの家の父親であるトウヘンボクは、「そうそう、おれと一緒だ！」と、うれしそうに言う。<br /><br />　「でも、奥さんがなくなられたとき、自分も自殺しようと思ったんですよね？」<br /><br />　と、爆笑問題の背の高い方が聞き返す。<br /><br />　「ああ、死のうと思ったけど、娘に止められたんだよ。」<br /><br />　と、田原氏。<br /><br />　「そりゃそうでしょう。」<br /><br />　と、爆笑問題の背の高い方が言う。トウヘンボクは今度は口をきっと結んだままでいる。我輩の勝手な推測であるが、トウヘンボクは、自分が死のうと思ってもこの家の家族の中に止めてくれるものがいるのか、無性に不安になったものと思われる。<br /><br />　「私はね、もう、妻が死んでからは、<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8C%92%8DN" class="affiliate-link" target="_blank">健康</a>診断も何も受けていないんですよ。」<br /><br />　と、田原氏。<br /><br />　田原氏が「恐妻家だよ。」といった時に、安易に賛同してしまったトウヘンボクは、ここにおいて、氏が恐妻家ではなかったことに気付いたようである。「なんだ、相当な愛妻家だな。」と呟き、がっかりしている。<br /><br />　すると、後ろのほうから、<br /><br />「あらまあ、健康診断は受けなきゃねえ。田原総一郎がいないと、日本のジャーナリズムはぼろぼろじゃないの。」<br /><br />　と、この家の母親が遠くから大声で言う。<br /><br />　「おれも、今度の健康診断を受けないとな。」<br /><br />　と、トウヘンボク。すると、この家の母親は、<br /><br />　「あんたは、いつぽっくりおさらばしてもいいようにちゃんと<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%95%DB%8C%AF" class="affiliate-link" target="_blank">保険</a>に入ってるから大丈夫だよ！」<br /><br />　と、叫んだ。<br /><br />　ひでえ会話である。我輩も飼い犬のジョン氏もよく今までこんな家に住み続けられたものである、、、。
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/25136121.html">
<title>朝まで生テレビという番組（２）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/25136121.html</link>
<description>この前、爆笑問題というコンビのテレビがやっていたので、この家の者と一緒になって見ていたら、朝まで生テレビで司会をやっていた田原総一郎氏が突然現れた。 爆笑問題の背の高い方と政治の話をしている。 「今の日本は全体が右傾化してるんです。日本のサッカーとか野球なんかでも、外国を負かしてみんな喜ぶでしょ。それもみんなナショナリズムなんですよ。」 と、田原氏。例のごとく、べらべらと話し出した。すると、テレビを見ていたこの家の大学生の次男が、 「スポーツにおける自国の応援と政治的なナショ...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-10-09T15:32:01+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
この前、爆笑問題というコンビの<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83e%83%8C%83r" class="affiliate-link" target="_blank">テレビ</a>がやっていたので、この家の者と一緒になって見ていたら、朝まで生テレビで司会をやっていた田原総一郎氏が突然現れた。<br /><br />　爆笑問題の背の高い方と政治の話をしている。<br /><br />　「今の日本は全体が右傾化してるんです。日本の<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83T%83b%83J%81%5B" class="affiliate-link" target="_blank">サッカー</a>とか<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%96%EC%8B%85" class="affiliate-link" target="_blank">野球</a>なんかでも、外国を負かしてみんな喜ぶでしょ。それもみんなナショナリズムなんですよ。」<br /><br />　と、田原氏。例のごとく、べらべらと話し出した。すると、テレビを見ていたこの家の大学生の次男が、<br /><br />　「<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83X%83%7C%81%5B%83c" class="affiliate-link" target="_blank">スポーツ</a>における自国の応援と政治的なナショナリズムを同一に考えるのは、ややおかしい。」<br /><br />　と、言い出す。我輩は、この家の次男が久しぶりに口を開いたので、耳をでかでかにした次第である。<br /><br />　「何でだ？　スポーツも一緒だ。戦争になると、みんな相手の国を負かして喜ぶんだ。一緒だ。田原総一郎が言ってることは正しいぞ。」<br /><br />　と、この家の父親たるトウヘンボクが、口をはさむ。<br /><br />　「スポーツで自分の国を応援した人が、戦争においてもナショナリズムに陥るなんていう法則はないよ。直感的なものに過ぎないよ。そもそも、スポーツにおける勝負は、お互いの選手が公平なルールに則って正々堂々とやるわけで、確かに相手国を負かすという点で戦争の場合と共通点はあるかもしれないけど、次元が全く違うよ。」<br /><br />　「そうか？」<br /><br />　と、トウヘンボク。<br /><br />　「そう。それに、スポーツの場合、負けた相手にも拍手を送る場合だってあるでしょう。ナショナリズムというのは排他性に本質があるんですよ。相手の健闘をたたえるために拍手を送るのは、相手の国のことも受け入れているってことでしょう。一部のフーリガンみたいなのは、どこの国にも少しはいるんです。ああいうのを見たりして、ナショナリズム、ナショナリズムというのは少し過敏すぎるんじゃないのかな。」<br /><br />　と、次男。<br /><br />　「そうか？　そうかもな。」と、トウヘンボク。田原氏が正しいと言っていた先程の己の主張は、まるでなかったようでありました、、、。（続く）
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/24885096.html">
<title>朝まで生テレビという番組（１）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/24885096.html</link>
<description> お盆にて親族集まるの話を続けようと思ったが、止めた。なぜなら、我輩の鑑賞し誹謗中傷する対象は、この家の家族だけで十分であるからである。 では、最近のこの家の状況を書いてみよう。 先週の土曜、深夜になってもテレビがついていたので行ってみたら、父親たるトウヘンボクと、この家の長女と、大学生の次男が画面を見つめながらソファに座っていた。 何を見ているのか、と思ったら、変な討論番組であった。司会は田原総一郎というジャーナリストで、その両側にざっと国会議員や学者が座っていた。 こんな...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-10-04T17:17:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　お盆にて親族集まるの話を続けようと思ったが、止めた。なぜなら、我輩の鑑賞し誹謗中傷する対象は、この家の家族だけで十分であるからである。<br /><br />　では、最近のこの家の状況を書いてみよう。<br /><br />　先週の土曜、深夜になっても<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83e%83%8C%83r" class="affiliate-link" target="_blank">テレビ</a>がついていたので行ってみたら、父親たるトウヘンボクと、この家の長女と、大学生の次男が画面を見つめながら<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83%5C%83t%83%40" class="affiliate-link" target="_blank">ソファ</a>に座っていた。<br /><br />　何を見ているのか、と思ったら、変な討論番組であった。司会は田原総一郎というジャーナリストで、その両側にざっと国会議員や学者が座っていた。<br /><br />　こんな夜中に、があがあと騒いでいる人間らがいるとは、我輩にとってはやや驚きであった。<br /><br />　もっと驚いたのは、司会者が最もがあがあ騒いでいることであった。司会者というのは、議論の進行を円滑にする役割を果たすもの、と我輩は思っていたので、やや斬新であった。<br /><br />　話している内容は、政治に関することだった。参加者の発言に対して、トウヘンボクがしきりに「そうじゃない、そうじゃない。」とぶつぶつ言っている。そして、この家の長女から「うるさいんだけど。」と文句を言われている。<br /><br />　そんなに面白いのかと思って、我輩も一緒になって見ることにした。<br /><br />　しばらく見ていたが、先ほどの繰り返しになるが、やたらと司会者がしゃべる。どうやら、新しく総理の座についた安部晋三氏のことを言い合っているようであった。<br />　<br />「安部さんは、改革者として行動しなければならない。でも、小泉総理の改革を引き継がなければならない。これは、ある意味、矛盾しているんです。」<br /><br />　こんなようなことを、村田晃嗣というちょび髭を生やした同志社大の教授が言っている。我輩としては、なるほど、と思いつつも、だから何なの？　という感じでもあった。<br /><br />　一般的に学者の発言は、なるほど、と思わせるが、だから何なのだろう？という類が多い。<br /><br />　第一、なぜ、ちょび髭を生やしているのであろうか。我輩としては、安部氏の思想信条についてより、むしろ、氏の美的感覚について、田原氏に糾問してほしいところであった。<br /><br />　毛を立派に<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8E%E8%93%FC%82%EA" class="affiliate-link" target="_blank">手入れ</a>していいのは、わが猫族だけである。なぜというに、わが猫族は、日々、己の毛を美しく保つために、己の毛をペロペロなめている。己の毛をペロペロ舐めるほどの愛情を注いでこそ、毛を生やす<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8E%91%8Ai" class="affiliate-link" target="_blank">資格</a>があるのである。<br /><br />　村田氏は、己の毛に対してわが猫族ほどの愛情をお持ちだろうか？　どうせ鏡の前で己の髭を、ハサミか何かで整えるくらいが関の山だろう。それだけでは、毛に対する愛情があるとは言えない、、、。　　（続く）<br /><br />　
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/24564120.html">
<title>お盆にて親族集まる（４）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/24564120.html</link>
<description> トウヘンボクの番といいながら、我輩は、こやつが何と話していたのか、忘れてしまった。何度か思い出そうと試みたが、無理であったし、そもそも、印象に残らない話であったのであるから、仮に思い出したとしても、大した話ではなかろう。加えて、以前まで、不倫につき夫婦で争っていた者である。思い出してやる必要もない。 かろうじて覚えているのは、他の二人の話が子供世代の輩に何らかの教えを与えようとするものであったのに比して、トウヘンボクの話は、どうでもいい己の近況報告のような話であったような点...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-09-28T16:20:51+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　トウヘンボクの番といいながら、我輩は、こやつが何と話していたのか、忘れてしまった。何度か思い出そうと試みたが、無理であったし、そもそも、印象に残らない話であったのであるから、仮に思い出したとしても、大した話ではなかろう。加えて、以前まで、不倫につき夫婦で争っていた者である。思い出してやる必要もない。<br /><br />　かろうじて覚えているのは、他の二人の話が<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8Eq%8B%9F" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>世代の輩に何らかの教えを与えようとするものであったのに比して、トウヘンボクの話は、どうでもいい己の近況報告のような話であったような点である。<br /><br />　そうそう、そういえば、「私は退職したら、友人の経営する画廊つきの喫茶店で、自由に絵を書かせてもらうことになっています。」などとトウヘンボクは言ってたなぁ。<br /><br />　　　<br /><br />　トウヘンボクの話が終わると、みな飲み食いしながら、談笑し始めた、、、。(続く）<br /><br />　
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/24005663.html">
<title>お盆にて親族集まる（３）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/24005663.html</link>
<description> 次は長年企業に勤めた叔父公の話であったが、我輩は記憶力が乏しいため、忘れてしまった。唯一覚えているのは、 「テレビなんか見てると、６０くらいの人間が偉そうに話しているけど、おれもあんなふうに偉そうに話していいのかなあ、なんて思ってます。」 などということを言っていたことくらいである。偉そうに話していいのかななどという以前にもう既に偉そうであるが、そこは還暦祝いでもあり、厳しく言及しないでおこう。 そして、最後はトウヘンボクの番であった、、、。  （続）</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-09-19T16:29:26+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　次は長年企業に勤めた叔父公の話であったが、我輩は記憶力が乏しいため、忘れてしまった。唯一覚えているのは、<br /><br />　「<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83e%83%8C%83r" class="affiliate-link" target="_blank">テレビ</a>なんか見てると、６０くらいの人間が偉そうに話しているけど、おれもあんなふうに偉そうに話していいのかなあ、なんて思ってます。」<br /><br />　などということを言っていたことくらいである。偉そうに話していいのかななどという以前にもう既に偉そうであるが、そこは還暦祝いでもあり、厳しく言及しないでおこう。<br /><br />　そして、最後はトウヘンボクの番であった、、、。　　（続）
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23651286.html">
<title>お盆にて親族集まる（２）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23651286.html</link>
<description> その叔父公は、遠くを眺めるようにして話し出した。「おれはずっと大学を卒業してから教師をしてきましたが、非常に充実していました。ここまでよくやったものだと感じています。今はジムでエアロビを習っています。健康のためにであります。」 この厳めしい体格の叔父公が、ハイカラなリズムに乗って手足をバタつかせながらぴょんぴょんと跳ねているところを創造した我輩は、思わず、ぷっと思ったものである。「エアロビといっても、恥ずかしいことなんて何もないんです。周囲は年寄りばかりですが、中には、恥ず...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-09-12T19:16:58+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　その叔父公は、遠くを眺めるようにして話し出した。<br /><br />「おれはずっと大学を<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%91%B2%8B%C6" class="affiliate-link" target="_blank">卒業</a>してから教師をしてきましたが、非常に充実していました。ここまでよくやったものだと感じています。今はジムでエアロビを習っています。<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8C%92%8DN" class="affiliate-link" target="_blank">健康</a>のためにであります。」<br /><br />　この厳めしい体格の叔父公が、ハイカラなリズムに乗って手足をバタつかせながらぴょんぴょんと跳ねているところを創造した我輩は、思わず、ぷっと思ったものである。<br /><br />「エアロビといっても、恥ずかしいことなんて何もないんです。周囲は年寄りばかりですが、中には、恥ずかしいからやらないなりたくないなんて言っている人もいます。でも、おれはそういう人には、恥ずかしいことなんて何にもねえんだよ、あなたのところなんて誰も見てないよ、恥ずかしいと思うからは恥ずかしいんであって、普通にやってれば何にも恥ずかしいことはないんだよ、と言ってやるんですよ。」<br /><br />　叔父公は続ける。最初の元校長の爺のあいさつよりは、具体的な経験であって面白い話である。<br /><br />　「おれは、ずっと教師をやってきて今思うのは、若い人、今ここにもたくさんいますが、若い人には早く定職について働いてもらいたいと思います。今はフリーターとかニートなんて言葉がありますが、やっぱり働いてきて、今勤めを終えて、振り返ってみると非常に充実した気分であります。」<br /><br />　叔父公は続けた。我輩は、今の叔父公の言葉は、いまだ定職にもつかずにふらふらしているこの家の長男にとっては、さぞ居心地の悪い一言であろうと思い、ふらふら長男の方を見たら、ふらふらは叔父公の言葉を聞くと、眉毛を上下に動かしたり、鼻の穴を拡大させたりして密かにふざけ出した。<br /><br />　因みに、我輩の驚いたことには、この親族の中の<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8Eq%82%C7%82%E0" class="affiliate-link" target="_blank">子ども</a>世代の中で、定職に付くべき年齢に達しながら未だ働いていないのは、５人中４人だったらしい。すなわち、この叔父公の話は、ふらふら長男のみならず、ふらふらしている他の者にも向けられていたというところであった。　　（続く）
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23495929.html">
<title>お盆にて親族集まる（１）</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23495929.html</link>
<description> お盆のことである。 この家の家族は、親戚みんなで集まるからということで都内の旅館に宿泊へ行った。 我輩は、つまらぬ会話しかできぬジョン公と二人で家にいるのも嫌だったので、旅館の方へ行ってみた。この家の家族の親戚にどんな人間がいるかも、やや興味のあるところであった。 旨そうな料理の並んだ座敷を襖の間から覗き込むと、２０人ほどの人間がいた。そして、その中の一人が演説のような言葉を述べている。誰かと思ったら、以前にも紹介したことのある元校長たる爺であった。  が、その話の硬いこと...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-09-09T15:56:09+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　お盆のことである。<br /><br />　この家の家族は、親戚みんなで集まるからということで都内の<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%97%B7%8A%D9" class="affiliate-link" target="_blank">旅館</a>に<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8Fh%94%91" class="affiliate-link" target="_blank">宿泊</a>へ行った。<br /><br />　我輩は、つまらぬ会話しかできぬジョン公と二人で家にいるのも嫌だったので、旅館の方へ行ってみた。この家の家族の親戚にどんな人間がいるかも、やや興味のあるところであった。<br /><br />　旨そうな料理の並んだ座敷を襖の間から覗き込むと、２０人ほどの人間がいた。そして、その中の一人が演説のような言葉を述べている。誰かと思ったら、以前にも紹介したことのある元校長たる爺であった。<br />　<br />　が、その話の硬いこと、そして長いこと。「ええ、本日はこうしてお集まり頂き誠にうれしい限りでございます。」などと言い、五分も十分もどうでもいい話をしている。<br /><br />　それにしても、旨そうな魚を目前にしながら、こんなつまらぬ話を聞いていられる人間の忍耐力には、やや敬服したものである。ここが我が猫族を始めとした動物と人間の大きな相違点であろうか。<br /><br />　やっと爺公の話が終了し、みながやっと飯にありついた頃、<br /><br />　「それじゃあ、還暦祝いの言葉を一つ、お三方に言ってもらいましょうか。」<br /><br />　と、この家の母親の母親、即ち、ばあ様が言う。ばあさんの言う三人とは、今年で６０才を迎えたトウヘンボクと、同じく６０を迎えた近所の親戚の叔父公二人らしい。<br /><br />　まず、トウヘンボクの隣に座っていた叔父公が「では。おれから。」と立ち上がり、話しだした、、、。　　　（続く）
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23408148.html">
<title>不倫物語~終わり~</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23408148.html</link>
<description> 長きに渡り、不倫物語と題して書き連ねてきて、ここにおいて終止符を打とうと思うのであるが、実は、終わり言えるような完結的な出来事はないのであり、ただ、この家の父親と母親の間に冷たい雰囲気が漂っているだけなのである。 トウヘンボクはといえば、呑気に詩などを書いている。何の詩かと思って覗き込んでみたら、宮沢賢治氏の『雨ニモ負ケズ』という詩が書かれた紙の横に絵を書いている。 我輩は、呑気にしているトウヘンボクにどことなく腹が立ったものだから、トウヘンボクが部屋から出て行った隙に、落...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-09-07T19:23:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　長きに渡り、不倫物語と題して書き連ねてきて、ここにおいて終止符を打とうと思うのであるが、実は、終わり言えるような完結的な出来事はないのであり、ただ、この家の父親と母親の間に冷たい雰囲気が漂っているだけなのである。<br /><br />　トウヘンボクはといえば、呑気に詩などを書いている。何の詩かと思って覗き込んでみたら、宮沢賢治氏の『雨ニモ負ケズ』という詩が書かれた紙の横に絵を書いている。<br /><br />　我輩は、呑気にしているトウヘンボクにどことなく腹が立ったものだから、トウヘンボクが部屋から出て行った隙に、落書きをすることにした。宮沢賢治氏には申し訳ないが、ちと詩の内容を訂正してみたものである。<br /><br />　<span style="font-size:large;">『雨にも負けず』<br /><br />雨にも負け<del>ず</del><span style="color:#FF0000;">て</span><br /><br />風にも負け<del>ず</del><span style="color:#FF0000;">て</span><br /><br />雪にも夏の暑さにも負け<del>ず</del><span style="color:#FF0000;">て</span><br /><br /><del>丈夫な</del><span style="color:#FF0000;">不潔な</span>からだをもち<br /><br />慾は<del>なく</del><span style="color:#FF0000;">勿論あり</span><br /><br />決して<del>怒らず</del><span style="color:#FF0000;">ばれぬよう</span><br /><br />いつも静かに<del>笑っている</del><span style="color:#FF0000;">女とメールをしている</span><br /><br /> <br /><br />一日に玄米四合と<br /><br />味噌と少しの<del>野菜</del><span style="color:#FF0000;">猫の餌</span>を食べ<br /><br />あらゆることを<br /><br />自分を勘定に入れずに<br /><br />よく見聞きし分か<del>り</del><span style="color:#FF0000;">ったと思ったが</span><br /><br /><del>そして忘れず</del><span style="color:#FF0000;">全部忘れた</span><br /> <br /><br /><del>野原</del><span style="color:#FF0000;">学校</span>の松の林の陰の<br /><br />小さな<del>萱ぶきの</del><span style="color:#FF0000;">鳥のフンだらけの</span>小屋にいて<br /><br />東に病気の<del>子供</del><span style="color:#FF0000;">生徒</span>あれば<br /><br />行って<del>看病</del><span style="color:#FF0000;">カンチョウ</span>してやり<br /><br />西に疲れた<del>母</del><span style="color:#FF0000;">校長</span>あれば<br /><br />行ってその<del>稲の束を負い</del><span style="color:#FF0000;">禿げ頭を撫で</span><br /><br />南に死にそうな<del>人</del><span style="color:#FF0000;">教頭</span>あれば<br /><br />行って<del>こわがらなくてもいい</del><span style="color:#FF0000;">生徒も喜びますよ</span>といい<br /><br />北に喧嘩や訴訟があれば<br /><br /><del>つまらないからやめろといい</del><span style="color:#FF0000;">どれどれと見に行く</span><br /><br /><br />  <br /><br /><del>日照りの時</del><span style="color:#FF0000;">妻に怒られて</span>は涙を流し<br /><br />寒さの夏はおろおろ歩き<br /><br /><del>みんな</del><span style="color:#FF0000;">家族</span>に<del>でくのぼー</del><span style="color:#FF0000;">とうへんぼく</span>と呼ばれ<br /><br />褒められもせず<br /><br /><del>苦にもされず</del><span style="color:#FF0000;">馬鹿にはされて</span><br /><br /><span style="color:#FF0000;">ついでに子供にも相手にされず</span><br /><br />そういうものに<br /><br /><del>わたしはなりたい</del><span style="color:#FF0000;">おぬしはなっている</span><br /> </span><br /><br />　我輩は、書き終わると一目散に逃げた。その後、部屋に戻ってきたトウヘンボクがどう思ったかは我輩の知ったことではない。　　　（完）
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23114662.html">
<title>不倫物語~その７~</title>
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<description> 最近、トウヘンボクは、よく家の中を掃除している。タンスの中の服を取り出しては、一枚一枚丁寧にたたんだり、物置の中を整理したり、車のトランクの中を掃除したりしている。 我輩は、最初、トウヘンボクはこんなにきれい好きだったかなと疑問に思ったのであるが、少し考えて、ははーん、そういうことか、とその似合わぬ行動の理由に気づいたのである。 トウヘンボクは、この家の母親に掴まれた己の不倫の証拠たるカセットテープを探し出そうとしているのである。 大体、この家の母親から着替えを出されぬ限り...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-09-01T18:10:38+09:00</dc:date>
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　最近、トウヘンボクは、よく家の中を掃除している。<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83%5E%83%93%83X" class="affiliate-link" target="_blank">タンス</a>の中の服を取り出しては、一枚一枚丁寧にたたんだり、物置の中を整理したり、車の<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83g%83%89%83%93%83N" class="affiliate-link" target="_blank">トランク</a>の中を掃除したりしている。<br /><br />　我輩は、最初、トウヘンボクはこんなにきれい好きだったかなと疑問に思ったのであるが、少し考えて、ははーん、そういうことか、とその似合わぬ行動の理由に気づいたのである。<br /><br />　トウヘンボクは、この家の母親に掴まれた己の不倫の証拠たるカセットテープを探し出そうとしているのである。<br /><br />　大体、この家の母親から着替えを出されぬ限り延々と同じを<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83p%83%93%83c" class="affiliate-link" target="_blank">パンツ</a>を履き続け、背広の肩にはフケが目立ち、髪もモジャモジャであるトウヘンボクのような人間が、自主的に掃除を開始するはずがない。<br /><br />　もし、あちこちと部屋の中を探し始めれば、「何探してるの？」と次女などに聞かれるかもしれぬから、誰にも気づかれぬように穏便な方法で捜査しているというところであろう。<br /><br />　一見、掃除という善行に見せかけているところが、狡賢いものである。<br /><br />　まさか、この我輩にもう見破られているとは、思いもしないであろう。我輩はお前如きのする行動なぞ、すべてお見通しなんや。黙ってて欲しければ、<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83L%83%83%83b%83g%83t%81%5B%83h" class="affiliate-link" target="_blank">キャットフード</a>の品質をレベルアップしろや。我輩の餌代、ケチるなや。<br />　（続く）
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23011963.html">
<title>不倫物語~休憩~</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/23011963.html</link>
<description> 不倫如きものに、過去６回も使ってしまった。我輩も、こんなつまらないものに、いつまでも時間を使うほど愚かではない。最大でも~その８~までで書ききろう。 そして、その後は、お盆での出来事でも書いてみようか。  （休）</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-08-30T13:02:45+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　不倫如きものに、過去６回も使ってしまった。我輩も、こんなつまらないものに、いつまでも時間を使うほど愚かではない。最大でも～その８～までで書ききろう。<br /><br />　そして、その後は、お盆での出来事でも書いてみようか。　　（休）
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22883981.html">
<title>不倫物語―その６―</title>
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<description> トウヘンボクといえども、一応我輩がこの家に住むことを許可してくれたという意味で、我輩の一応の恩人とも言え、あまりトウヘンボクの責ばかりを書いているのも悪いかも知れぬから、トウヘンボクにとって助け舟となるようなことも報告しようと思うのである。 それは、些細なことかも知れぬが、こんなことがあった。我輩は、この家の母親と長女が会話をしているのを聞いただけであるが、、、。 「あんたはどっちの味方なんだ？」 この家の母親が長女にたずねる。 「お父さんの味方に決まってるでしょ！」 この...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-08-27T16:14:37+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　トウヘンボクといえども、一応我輩がこの家に住むことを許可してくれたという意味で、我輩の一応の恩人とも言え、あまりトウヘンボクの責ばかりを書いているのも悪いかも知れぬから、トウヘンボクにとって助け舟となるようなことも報告しようと思うのである。<br /><br />　それは、些細なことかも知れぬが、こんなことがあった。我輩は、この家の母親と長女が会話をしているのを聞いただけであるが、、、。<br /><br />　「あんたはどっちの味方なんだ？」<br /><br />　この家の母親が長女にたずねる。<br /><br />　「お父さんの味方に決まってるでしょ！」<br /><br />　この家の長女が何故か怒って言う。<br /><br />　「あんなくそじじいの味方するのは、何でなんだ？」<br /><br />　「いつも、干渉ばかりしやがって。」<br /><br />　と、長女がいう。最近は、この家の母親と長女はよく、帰り時間が遅いとか遅くなるのに連絡がないとか、そんな口論ばかりしている。それで、この家の長女は腹を立てているのである。つまるところ、この家の父親の肩を持つのは、この家の母親自身が嫌いだからというものであって、私怨により客観的な判断をなし得ない人間の典型であろうか。<br /><br />　「何でだよう？　それはあんたが悪いんでしょ。帰りが遅くなるときはメールしろっていつも言ってるでしょうに！」<br /><br />　この家の母親の批判対象が、この家の父親から長女の素行へと移動する。この家の長女は、「むかつく」と言い残して、自分の部屋へ行ってしまった。<br /><br />　要するに、トウヘンボクにも、この家の長女という味方がいたのであって、完全に孤立しているわけではないのである、、、。　　　（続く）
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22628218.html">
<title>不倫物語~その５~</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22628218.html</link>
<description>TB遅れて申し訳ありませんでした。
経営頑張ってください。</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-08-21T18:22:20+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　「女と会ってたな？」<br /><br />　ご飯を食べ終わった夜の九時頃であろうか、この家の母親が、この家の父親に言う。　<br /><br />　「何のことだ？」<br /><br />　と、とぼけた顔で振り返るトウヘンボク。普通に振り向いてもトウヘンボクであるのに、それがとぼけた顔をして振り向くのであるから、何と言おうか、、、中々形容しがたいものである。強いて言えば、飼主から餌をもらう前、その餌を放心して見つめる犬族の馬鹿面と似ている。<br /><br />　「とぼけるんじゃない。こっちには証拠があるんだからねえ。」<br /><br />　「証拠？　どんな証拠があるんだ？　あるなら出してみろ。ほら、出せないのか？　ほら、やっぱりないんだろう。ないに決まっている。」<br /><br />　「ないに決まっている」と言いながら、目の前にいるこの家の母親が何か出すのではないかと手の辺りを凝視している。<br /><br />　「<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83e%81%5B%83v" class="affiliate-link" target="_blank">テープ</a>に録音してあるんだよ。車の中で二人が話しているところを。」<br /><br />　この家の母親が得意そうに言う。<br /><br />　「どれ、じゃあ、出してみよ。」<br /><br />　「テープは隠してある。」<br /><br />　「何だ？　ないんだろう？」<br /><br />　「相手は、○○さんという人だねえ。そう呼ぶ声が聞こえたよ。」<br /><br />　この家の母親がそういうと、トウヘンボクはその出目金をさらに一瞬拡張させた。やはり人間というものは、動揺が顔に出るものだと、脇で見ていた我輩は思ったものである。<br /><br />　「返せ！　返せ！　どこだ？　どこに隠した！」<br /><br />　と、トウヘンボク。<br /><br />　論より証拠とは、こういうことを言うのであろう。証拠を突きつけられた途端、さすがのトウヘンボクも追い詰められたようである、、、。　（続く）<br /><br />　
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22508419.html">
<title>不倫物語~その４~</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22508419.html</link>
<description> 「じじいの証拠つかんだ！」 数日後、この家の母親が言った。「誰も協力してくれないから、自分で証拠をつかんだわけよ！」と、一人で興奮している。 「どんな？」 と、次女が尋ねる。 我輩もそばで聞いていた。この家の母親の話は大体以下のような感じであった。 まず、この家の母親は、携帯を見せないこの家の父親の不倫の証拠をつかもうと思いついた。そして、最初は、夜、一人で散歩しに行くこの家の父親の後を追って現場を押さえようとしたらしいが、これはどうもうまく行かない。何故なら、この家の父親...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-08-18T19:43:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　「じじいの証拠つかんだ！」<br /><br />　数日後、この家の母親が言った。「誰も協力してくれないから、自分で証拠をつかんだわけよ！」と、一人で興奮している。<br /><br />　「どんな？」<br /><br />　と、次女が尋ねる。<br /><br />　我輩もそばで聞いていた。この家の母親の話は大体以下のような感じであった。<br /><br />　まず、この家の母親は、<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8Cg%91%D1" class="affiliate-link" target="_blank">携帯</a>を見せないこの家の父親の不倫の証拠をつかもうと思いついた。そして、最初は、夜、一人で散歩しに行くこの家の父親の後を追って現場を押さえようとしたらしいが、これはどうもうまく行かない。何故なら、この家の父親も用心深く、後ろを振り返るので、すぐに見つかってしまうからだという。ちなみに、見つかってしまった時にどうしたかと言えば、構わず、この家の父親をどこまでも追って行ったらしい。これはもはや追跡というよりは、追いかけっこであったらしく、どうにか追手から逃れようとする<br />この家の父親と、逃がすものかと執念深く追ってくるこの家の母親とで、近隣をぐるぐる回っていたらしい。<br />　それで、この家の母親が次にとった行動は、車の後ろ座席でこの家の父親が夜車で出かけるのに乗じようというものであった。車の後ろでミイラのように仰向けとなり、<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83V%81%5B%83c" class="affiliate-link" target="_blank">シーツ</a>を被せて寝ていたらしい。が、これは、準備に手間をかけた割にはあえなく「何やってんだ？」と見破られたらしい。<br />　そして、最後に取った方法、それは、盗聴であった。会議用の何時間も録音できる<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%83e%81%5B%83v" class="affiliate-link" target="_blank">テープ</a>をこの家の父親が夜出かけそうな時間帯に車に隠しておいたという。<br />　すると、案の定、この家の父親とその相手が会話をしているのが聞こえてきたというのである。<br /><br />　「どうだ！　これで証拠はつかんだ！　後は追い詰めるだけだ！」<br /><br />　と、この家の母親が騒いだ。何も知らないこの家の父親が、のこのこと家に帰ってきたのは、その夜であった、、、、。（続く）
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22221032.html">
<title>不倫物語~その３~</title>
<link>http://wagahaitotenekodearu.seesaa.net/article/22221032.html</link>
<description> 「まったく、あのじじいは何を考えているんだろうね？」 この家の母親が中３の次女に向かって言う。 「放っておけば。」 この家の次女が興味もなく答える。 「ああ、腹立つ！」 そこへ、飛んで火にいる夏の次男が来る。この次男は、大学四年らしいが、就職はせずに大学院に進学するらしい。しかも、教授から「院で勉強してみないか？」と誘われ、推薦でもう進学が決まったという。その次男に向かって、次女が、 「お父さん、携帯見せないんだって。不倫してるかもね。」 と、笑いながら言う。次男は、冷蔵庫...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>我輩</dc:creator>
<dc:date>2006-08-11T15:52:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　「まったく、あのじじいは何を考えているんだろうね？」<br /><br />　この家の母親が中３の次女に向かって言う。<br /><br />　「放っておけば。」<br /><br />　この家の次女が興味もなく答える。<br /><br />　「ああ、腹立つ！」<br /><br />　そこへ、飛んで火にいる夏の次男が来る。この次男は、大学四年らしいが、<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8FA%90E" class="affiliate-link" target="_blank">就職</a>はせずに大学院に<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%90i%8Aw" class="affiliate-link" target="_blank">進学</a>するらしい。しかも、教授から「院で<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%95%D7%8B%AD" class="affiliate-link" target="_blank">勉強</a>してみないか？」と誘われ、推薦でもう進学が決まったという。その次男に向かって、次女が、<br /><br />　「お父さん、<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%8Cg%91%D1" class="affiliate-link" target="_blank">携帯</a>見せないんだって。不倫してるかもね。」<br /><br />　と、笑いながら言う。次男は、冷蔵庫から牛乳を出してごくごく飲み、何も聞いていなかったかのように、部屋に戻ってしまった。<br /><br />　「何だ、あれ？　何とか言え！」<br /><br />　この家の母親が文句を言う。そこへ、この家の長男がくる。ちなみに、この長男はまだいわゆるフリーターである。しかも、就職しようとする意思がほとんど感じられず、極めてニートに近いものである。<br /><br />　「お父さんに携帯見せろって言え！」<br /><br />　と、母親が長男に言う。すると、長男は、<br /><br />　「うるせえな、そんなら、お前も不倫しろ！」<br /><br />　と、怒鳴る。何故そうなるのか。こういった「目には目を」的な思考に容易に向かう人間は、我輩の思うに、馬鹿である。あらゆる紛争の解決の道を閉ざし、あるいは、揉め事をさらに悪化させる、愚かな人間である。<br /><br /><br />　次男に無視され、長男に文句を言われ、この家の母親は、「そうやって、誰も<a href="http://www.seesaa.jp/afr.pl?affiliate_id=165306&keyword=%82%A8%95%EA%82%B3%82%F1" class="affiliate-link" target="_blank">お母さん</a>の味方してくれないんだ。」と嘆く。<br /><br />　そんな母親が取った行動は、中々映画的なものであった、、、。（続く）
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