2006年06月04日

 またこの家の父親と母親が口論をしている。

 「鼻水が出る。」

 と、この家の父親。顔面を見ると、鼻の両方の穴にティッシュが詰まっている。穴を塞いで、鼻水をせきとめようとしているのだろう。

 「お前が夜に窓をわざと開けておいたから、こうなったんだ。」

 と、この家の父親が、この家の母親に言う。どうやら、風邪を引いたのは、昨日の夜に、窓が開いていたかららしい。この家の母親は、

 「部屋の服のたんすの消臭の臭いが嫌なんだ。換気が必要なんだ。」

 と、文句を言う。

 「ほっとけ。」

 と、父親。クシャミをしながら言う。

 「玄米食べてるくせに、体が弱いこと。」

 と、この家の母親が嫌味を言う。この家の父親は、いつも玄米は体にいい、いい、と念仏のように繰り返しているのである。日本の一番の問題は、「食」の問題だ。玄米をみんなが食べれば、世界が平和になる。肉は体に良くない。魚も良くない。甘いものは駄目。牛乳もチーズも駄目。などと言い、食に関して小ざかしい干渉をしてくる。

 そのくせ、昨日の夜、テーブルの上に置いてあった団子の残りを密かに食ったのは、他ならぬ、普段甘いものを食べることを禁止しているこの家の父親である。我輩は、しかとこの目で、この家の父親が団子のくしから団子を食いちぎる光景を見た。
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2006年05月24日

小泉総理

 昨日、テレビの画面を見ていたら、日本国総理大臣である小泉純一郎氏が、でかでかと映っていた。氏は、サッカー日本代表の10番のユニフォームを手に持って喜んでいた。

 すると、脇にいたJリーグの会長である川渕氏が、横から

 「10番を着るのは中村俊輔ですよ。10番取られちゃうなんて思っているかも知れませんよ。」

 と、総理に向って言う。すると、総理は、

 「アイム・ソーリ。」

 と、言ってニヤニヤ笑っている。画面の中にいる周囲の者もゲラゲラ笑っている。この家の父親もははは、と声を上げて笑っている。

 我輩は、この家の父親の駄洒落よりは幾分面白いとは思ったが、どうせ氏もいろんな場所で使っているだろう。

 因みに我輩猫族の小泉氏に対する評価は、意外と高いのであるが、その理由は馬鹿馬鹿しいものである。

 ある猫新聞社は、「小泉氏は我が猫族の親戚である。」と主張している。その根拠は、氏の毛並はネコ科のものであるという猫医科大学の発表、あるいは、氏の目玉は夜になるとランランと輝き出すらしいという俗説、そして、夜、氏が官邸から四つん這いで出てきたのを目撃した猫がいるというとんでもない情報などである。

 それらの情報が真実かどうかは別として、我輩が小泉氏に期待するのは、一刻も早く猫の保健所送りを廃止せよということである。 
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2006年05月19日

甲府道中膝栗毛〜信玄公祭り〜

 我輩が山梨県甲府市の信玄公祭りに行ったのは、四月上旬であった。この家の家族が山梨県甲府市に旅行に行くことになったゆえ、後を付けていったのである。

 我輩としては、以前、仙台の伊達政宗公に会ったことがあるが、今度は、戦国の世に知られた豪傑、武田信玄公であるから、楽しみであった。

 とりあえず、甲府駅の前から一枚である。↓

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 因みに甲府市の街並みは、落ち着いた地方都市という感じであった。↓

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 信玄の部隊が街を歩き出す時間は、午後の六時であった。この家の家族がその時間まで何をしていたのかといえば、何のことはない。甲府駅前にあるなんとかという喫茶店の二階に陣取っていた。この家の母親が、「いいねえ、喫茶店。ソファが気持ちいい。」などと言って、背負っていた荷物をどさりと置き、家族分の椅子を隣の席や隣の隣の席からかき集め出す。それで、この家の母親が、

 「じゃあ、六時までここに荷物を置いておくから、誰か一人はここに残って、それまで自由時間にしよう。」

 と、仕切りだす。無論、その誰か一人というのは、この家の父親を念頭に置いた発言である。が、大学生の次男も喫茶店で休んでいると言い出したので、結局、この家の父親と次男を残して、みなどこかへ行ってしまった。

 今だ定職につかぬ長男と、大学生になったばかりの三男は、二人で甲府市内を散策しに行った。この家の母親は「宝石を見てくる。」と言い、一人で出かけていった。山梨は水晶などの宝石が有名らしい。長女と次女はどこへ行ったのか知らぬ。我輩は、一人で信玄公の部隊の輩を偵察しに行った。

 城跡の方へ歩いていくと、さっそく待機している部隊に出くわした。


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 何かやる気の抜けたような部隊である。

 我輩の驚いたのは、自軍の象徴たる軍旗に、「サンスター」などと書かれていたことである。天下の武田軍が「サンスター」とは何事か。我輩の記憶が確かであれば、「サンスター」とは歯磨き粉を製造している会社の名前だろう。武田軍の誇りを捨てて、企業の宣伝に走りおって。この売国奴め。人を馬鹿にしている。我輩はこんな部隊を見に甲府まで来たわけではないぞ。我輩の見たかったのは、威厳に満ちた武田の精鋭部隊である。

 他にも、たこ焼きを食いながら歩いている奴もいれば、横に並んで笑いながら歩いている奴もいる。何というだらしなさであろう。背筋をぴんと伸ばして、ザックザックと武器や鎧を鳴らして歩く姿を想像していたのに。これでは、軍規が乱れ、勝てる戦にも勝てぬだろう。

 我輩は落胆しながら、別の場所へ行った。すると、馬公がたくさんいる場所に出くわした。武田の騎馬隊か!?、と高鳴る気持ちを抑えながら、駆けつけた。

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 我輩のシャッタアを切るタイミングが悪かったのかも知れないが、これが騎馬隊の待機している写真である。

 腹立たしいことに、みな我輩にケツを向けている。我輩がこっちを向けと言っても一向に無視である。どこから借り出してきた馬公であろう。みな相当に内気で我輩の顔を見れないのか、あるいは、我輩よりずっと図体がでかいからといって侮蔑しているのか。いづれにしても、武田の騎馬隊の馬公としては、みな失格である。

 そんなことを考えていると、一匹の馬公が我輩の所に近づいてきた。

 DSCN0110.JPG

 馬公が後ろ足を微妙な具合に開き出したから、我輩はじっと見つめていた。すると、小便をし出すではないか! あと1,2メートル近ければ、こちらに馬公の小便が飛べ跳ねて来ていたろう。危ない、危ない。雨に濡れるならまだしも、甲府にまで来て小便でずぶ濡れとなっては、洒落にもならぬところであった。

 我輩は、嫌な予感がして、視野を広くして馬公らの全体を眺めてみた。すると案の定、所々に小便や茶色い固形物が落ちている。茶色い固形物とは、上品な我輩としては口にしたく無いのだが、すなわち、うんこである。与えられた砂の上に行儀よく排便する我が猫族としては、この馬公の身勝手な排泄は、決して容認できない光景である。

 うんざりした気持ちで、駅の方に戻ると、もうすぐ行進の始まる時間であった。武田軍の舞台裏を知った我輩としては、もはや行進を見る気などあまりしなかったが、武田信玄公の役が、かの宇梶氏と聞いたので、一目、生の宇梶氏を拝見しようと思った。

 宇梶氏は以前のジェネジャンという番組で拝見して、中々できた男子であると思っていたから、我輩は宇梶氏が通りそうな場所に陣取って待ち構えていた。

 すると、予想通り、背の高い武者が向こうから周囲に手を振りながらやってくる。隣の叔母さんがキャアキャアと体を前に出しながら騒ぎ出す。頗る邪魔である。
  
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 我輩は急いでシャッタアを切ったが、宇梶氏は歩くのが早足であった。ややぶれたが、これは正真正銘の宇梶氏である。長い帽子を被って長いあごひげを生やしているのが、信玄公に扮した宇梶氏である。

 宇梶氏の顔の彫が深いせいか、豪傑の雰囲気を漂わせていた。中々の貫禄である。
 
 行進は長々と行われた。この家の家族は、途中で飽きて、全部終りまで見ずに、ホテルに行ってしまった。何のために信玄祭りに来たのであろうか、、、。           
                         (終)
posted by 我輩 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(3) | 旅行・散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

昆虫?

 夜、この家の父親は、寝転がって本を読んでいる母親に向って、

 「おい、何読んでるんだ?」

 と、尋ねる。この家の母親は黙っている。

 「おい、何読んでいるって聞いてるんだ。」

 と、父親は再び、尋ねる。が、母親は黙っている。

 「昆虫か? お前は昆虫か?」

 と、父親。突然、分けのわからないことを言い出す。

 「昆虫なのか? ほら、昆虫を別な言葉で言ってみろ。」

 と、父親。

 くだらない。「無視」と「虫」の駄洒落であった。
posted by 我輩 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

この家の飼犬

 我輩がカメラを向けてもほとんど無視である。

 逃亡防止のため、鎖がちゃんとついている。
DSCN0165.JPG 
 
posted by 我輩 at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

ホリエモン氏のこと

 そういえば、この前、ホリエモン氏が拘置所から出てきた。

 フラッシュがバシャバシャする中、口をパクパクさせて、何か叫んでいたようであるが、画面からは何を言っているのかさっぱり分からなかった。

 ただ、以前よりずっとスマアトになっていたような気がした次第である。以前はもっと頬が膨れていなかったか? 

 ダイエットをしたい人間は、拘置所に行くのがいいのではないか、とふと思う。この家の母親なぞを入れてみたいものである。

 ホリエモン氏は、拘置所の中では、本をたくさん読んでいたということである。何と充実した生活であろう。一室にこもって静かに読書をしているなど、仙人のようである。その場所が拘置所でなければ、晴耕雨読に劣らぬ生活である。我輩も、拘置所に住んでみたいのである。

 拘置所では、三度の飯がつくそうであるが、飯さえ禄に作らぬこの家よりはずっといい飯が食えそうである。

 こう考えると、何だか拘置所というのも良さそうなものである。

 が、我輩は猫であるから、どうせ入れてもらえないのであろう。銭湯も駄目、レストランも駄目、そして、挙句の果てに拘置所も駄目という。何て差別しやがるのだ。やや、言葉が荒くなったが、本当に、猫差別もいいところである。

 そのうち、猫の大群で、国会を占拠し、猫立法を作らんか。
posted by 我輩 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

予告

 今度、4月に山梨県甲府市の武田信玄祭りへ行ったときの道中記をアップしようと思う。

 我輩はここで、あの、宇梶という芸能人に出くわしたのである。宇梶氏については、以前、ジェネジャンという番組のコメントにおいて、言及したこともあり、親しみを覚えた。 

 では、そのうち。写真をアップデイトするのが手間がかかるのである。     (続く)
posted by 我輩 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする