2006年05月19日

甲府道中膝栗毛〜信玄公祭り〜

 我輩が山梨県甲府市の信玄公祭りに行ったのは、四月上旬であった。この家の家族が山梨県甲府市に旅行に行くことになったゆえ、後を付けていったのである。

 我輩としては、以前、仙台の伊達政宗公に会ったことがあるが、今度は、戦国の世に知られた豪傑、武田信玄公であるから、楽しみであった。

 とりあえず、甲府駅の前から一枚である。↓

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 因みに甲府市の街並みは、落ち着いた地方都市という感じであった。↓

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 信玄の部隊が街を歩き出す時間は、午後の六時であった。この家の家族がその時間まで何をしていたのかといえば、何のことはない。甲府駅前にあるなんとかという喫茶店の二階に陣取っていた。この家の母親が、「いいねえ、喫茶店。ソファが気持ちいい。」などと言って、背負っていた荷物をどさりと置き、家族分の椅子を隣の席や隣の隣の席からかき集め出す。それで、この家の母親が、

 「じゃあ、六時までここに荷物を置いておくから、誰か一人はここに残って、それまで自由時間にしよう。」

 と、仕切りだす。無論、その誰か一人というのは、この家の父親を念頭に置いた発言である。が、大学生の次男も喫茶店で休んでいると言い出したので、結局、この家の父親と次男を残して、みなどこかへ行ってしまった。

 今だ定職につかぬ長男と、大学生になったばかりの三男は、二人で甲府市内を散策しに行った。この家の母親は「宝石を見てくる。」と言い、一人で出かけていった。山梨は水晶などの宝石が有名らしい。長女と次女はどこへ行ったのか知らぬ。我輩は、一人で信玄公の部隊の輩を偵察しに行った。

 城跡の方へ歩いていくと、さっそく待機している部隊に出くわした。


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 何かやる気の抜けたような部隊である。

 我輩の驚いたのは、自軍の象徴たる軍旗に、「サンスター」などと書かれていたことである。天下の武田軍が「サンスター」とは何事か。我輩の記憶が確かであれば、「サンスター」とは歯磨き粉を製造している会社の名前だろう。武田軍の誇りを捨てて、企業の宣伝に走りおって。この売国奴め。人を馬鹿にしている。我輩はこんな部隊を見に甲府まで来たわけではないぞ。我輩の見たかったのは、威厳に満ちた武田の精鋭部隊である。

 他にも、たこ焼きを食いながら歩いている奴もいれば、横に並んで笑いながら歩いている奴もいる。何というだらしなさであろう。背筋をぴんと伸ばして、ザックザックと武器や鎧を鳴らして歩く姿を想像していたのに。これでは、軍規が乱れ、勝てる戦にも勝てぬだろう。

 我輩は落胆しながら、別の場所へ行った。すると、馬公がたくさんいる場所に出くわした。武田の騎馬隊か!?、と高鳴る気持ちを抑えながら、駆けつけた。

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 我輩のシャッタアを切るタイミングが悪かったのかも知れないが、これが騎馬隊の待機している写真である。

 腹立たしいことに、みな我輩にケツを向けている。我輩がこっちを向けと言っても一向に無視である。どこから借り出してきた馬公であろう。みな相当に内気で我輩の顔を見れないのか、あるいは、我輩よりずっと図体がでかいからといって侮蔑しているのか。いづれにしても、武田の騎馬隊の馬公としては、みな失格である。

 そんなことを考えていると、一匹の馬公が我輩の所に近づいてきた。

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 馬公が後ろ足を微妙な具合に開き出したから、我輩はじっと見つめていた。すると、小便をし出すではないか! あと1,2メートル近ければ、こちらに馬公の小便が飛べ跳ねて来ていたろう。危ない、危ない。雨に濡れるならまだしも、甲府にまで来て小便でずぶ濡れとなっては、洒落にもならぬところであった。

 我輩は、嫌な予感がして、視野を広くして馬公らの全体を眺めてみた。すると案の定、所々に小便や茶色い固形物が落ちている。茶色い固形物とは、上品な我輩としては口にしたく無いのだが、すなわち、うんこである。与えられた砂の上に行儀よく排便する我が猫族としては、この馬公の身勝手な排泄は、決して容認できない光景である。

 うんざりした気持ちで、駅の方に戻ると、もうすぐ行進の始まる時間であった。武田軍の舞台裏を知った我輩としては、もはや行進を見る気などあまりしなかったが、武田信玄公の役が、かの宇梶氏と聞いたので、一目、生の宇梶氏を拝見しようと思った。

 宇梶氏は以前のジェネジャンという番組で拝見して、中々できた男子であると思っていたから、我輩は宇梶氏が通りそうな場所に陣取って待ち構えていた。

 すると、予想通り、背の高い武者が向こうから周囲に手を振りながらやってくる。隣の叔母さんがキャアキャアと体を前に出しながら騒ぎ出す。頗る邪魔である。
  
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 我輩は急いでシャッタアを切ったが、宇梶氏は歩くのが早足であった。ややぶれたが、これは正真正銘の宇梶氏である。長い帽子を被って長いあごひげを生やしているのが、信玄公に扮した宇梶氏である。

 宇梶氏の顔の彫が深いせいか、豪傑の雰囲気を漂わせていた。中々の貫禄である。
 
 行進は長々と行われた。この家の家族は、途中で飽きて、全部終りまで見ずに、ホテルに行ってしまった。何のために信玄祭りに来たのであろうか、、、。           
                         (終)
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2006年01月08日

代々木公園の散策

 今日は電車に乗って、代々木公園へ行ってみた。

 きれいな公園を歩いて新鮮な気分になろうと思ったのである。騒がしいあの家にいると、こういう気分転換も必要なのである。

DSCN0149.JPG 「秘密の花園」みたいなのである。


DSCN0150.JPG 可笑しな踊りをしていたのである。でも楽しそうであった。


DSCN0151.JPG 噴水がきれいなのである。安らぐのである。安らぐ〜、というCMなかったっけ、、?


DSCN0153.JPG 人間の男女。寒いゆえ寄り添っているのであろう。


DSCN0156.JPG 明治神宮の門の前を通ったので、一枚撮影。


 代々木公園は犬の散歩をする御老人、ダンスをしている若者、キャッチボールをしている親子、デート中のカップルで、寒いながらも少し活気があった。売店が幾つか出ていて、美味しそうなたこ焼の匂いがぷんぷん漂っていた、、、。ここで野良猫として暮らすのもいいかもしれない、、、。   (終)

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2005年12月25日

クリスマスの散策

 今日は、クリスマスという日であった。

 我輩は、クリスマスという日がどんなものか知りたくて、都内の街を歩くことにした次第である。

 我輩は、池袋という街へ行ってみた。我輩の住む家から40分くらいである。

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 サンシャイン通りから一枚。人が多いのである。普段からこんなに多いのであろうか、それともクリスマスという日だから多いのであろうか、、、我輩には分かりかねた。

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 サンシャイン通りで見つけた店。我が猫族の人形の店かと思って、一枚撮った次第である。キティーちゃんなる猫らしいが、これは我が猫族を著しく可愛らしくデフォルメしたものなのである。人間によるこうした猫の偶像化によって、我が猫族を大切にする人間の増えることを願うばかりなのである。

 我輩は、街には、いろいろな飾りのついた木があるのに気付いた。これは、クリスマスツリーというものらしい。いろいろなものがあるので、少々デジカメで撮ってみようと思った。因みに、デジカメの写真の編集の仕方が分からず、画像がみな横になってしまった次第なのである。それゆえ、我輩がこんなことを言うのも変であるが、顔を横にするか、パソコンを持ち上げて横にする等して頂ければ、よく見えるのである。 

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 これは、サンシャイン通りを抜けたところにあるトヨタ自動車の中で見つけた木である。

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 これは、東急ハンズの中で見つけた木である。

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 これも、東急ハンズの中で見つけた木である。

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 これもまた、東急ハンズの中で見つけた木である。

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 これは、どこで撮ったのか記憶が定かではない。池袋駅の西武だったろうか、、、。

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 これは、、、、。忘れたのである。木ばかり撮影していたので頭が混乱している今の我輩である。

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 池袋では、盛んにキリスト教の宣伝が行われていた。

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 これは、池袋駅東口前の木である。

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 その木の前にハトが群がっていた。我輩のカメラを撮る姿を侮蔑した目で見下ろしている。我輩は、上に登って驚かせてやろうかと思ったが、ハト公を相手にした所で時間の無駄だから止めておいた。そもそも鳥という種族は、空へ逃げる。いくら我輩とて、空へ逃げられては捕まえられぬ。

 しかし、我輩の見たクリスマス・ツリーというのは、どこか拍子の抜けるものばかりであった。やはり木の上に雪がないからであろうか、、、、。  

 しかし、今日我輩の見た木の中で最も我輩の気に入ったのは、我輩が最初撮った猫族の店で見つけたこの木である。 

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                                      (終)
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2005年12月20日

仙台道中膝栗毛〜日曜編〜

 日曜は少し時間があったから、仙台市内の観光スポットを周遊している「るーぷる仙台」というバスに乗った。

仙台駅前のそのバス停は、こんな感じである。

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 バスは満員でぎゅうぎゅうであった。入口ドア付近の人間をやっと押し込んでドアが閉まる始末であった。

 途中、「右に土井晩翠の建物があります。」などという感じで様々なアナウンスが流れるのであるが、何ゆえ人間でごった返しであるから、左側にいた我輩には右側の風景は見えなかった。

 「左手に見えますのは、仙台高等裁判所です。」と、今度は左側の風景のアナウンスが流れたから、どれどれと思って人間の足の隙間から外を覗いてみた。が、運転手がアナウンスを流すのをやや遅れたとみえて、もうすでに通り過ぎているという始末である。

 気を取り直してまず我輩が降りたところは、瑞鳳殿前であった。瑞鳳殿とは、かの「独眼竜」の異名を持つ戦国武将、伊達政宗公が眠っているところである。

 バス停を降りると、経ヶ峯の森という神聖な感じの漂う森が現れた。

DSCN0099.JPG 我輩の驚くのは、木の立派なことである。根元の太く真っ直ぐに天に向かって伸びたこの杉の木は、樹齢数百年という。

 森の静寂に心が研ぎ澄まされる気分であった。あの家族のいる騒がしい家の中とは、全く逆の世界である。

 DSCN0097.JPG観光に来た御老人たちは、「階段、まだ続くの? 大変だな〜。」と言いながら、せっせと階段を登っておる。カメラをぶら下げた我輩をじろじろと見る御老人もいたが、おもちゃのカメラだと思ったのであろう、奪いに来る者はいなかった。

 階段を上まで登ってきて瑞鳳殿の前に着いたが、入場料が700円もしたので、金を持たぬ我輩は入れなかった。無論、策を飛び越えて入ってもいいのであるが、金を払わずに侵入したら政宗公の英霊に申し訳ないと思って止めた。いや、本当のことを言えば、金を払わずに足を踏み入れたが最後、独眼竜政宗公の霊魂に「金を払え。」と呪われるのではないかと、怖れたのである。

 もしこれが豊臣秀吉などの御墓前であったならば、「金なくば、忍んで入ろう、ホトトギス」などと念じて入れば平気な感じもする。

 もしこれが徳川家康などの御墓前であったならば、家康の霊は「金なくば、今度来たとき払ってくれるまで待とう、ホトトギス」などと言って許してくれそうである。ただ、この標語は少々語感が悪いのである、、、、。

 もしこれが織田信長などの御墓前であったならば、「金なくば、殺してしまえ、ホトトギス」とでも云ったところであろうか、、、、。これは危険である。絶対に無銭では入れぬ。いや、むしろ、ちゃんと入場料金を払ったとしても入ることが躊躇される。墓の前でちょっとよだれなどを垂らしでもすれば、殺されそうである。

 独眼竜政宗公の気質については、よく分からぬが、外見は信長的である。それゆえ、我輩は怖れをなして侵入は控えたという次第である。それで、入口の横から写真だけ一枚撮った(下の写真)。

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 次は、仙台城跡(青葉城跡)へ行ってみた。冷たい風と雪で、体が冷たくなってきたが、城を見るためならこれしきのこと、と思って歩いていくと、

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 政宗公の銅像があった。

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 やはり、剛毅な威厳が漂っている。無銭で墓前へ潜入しなくて良かったと改めて感じた次第である。

 我輩は、仙台城はどこかと思って探したが、どこにも見当たらない。ちょうど野良猫がいたので、「城はどこだ?」と尋ねてみた。すると、

 「ほほう、お主は、この辺の猫ではないな? なぜなら、この辺の猫ならそんな質問をする馬鹿猫いないものなあ。」

 と言う。馬鹿猫とは何を言うか、と思ったが、ここは仙台ゆえ、もし変な口を利いて喧嘩になり仲間でも呼ばれたら敵わぬと思った。だから、

 「そうかい、何故馬鹿って言うんだね、君は?」

 と、丁寧に返した。すると、その仙台猫は、

 「ここは、仙台城跡だぜ。仙台城は、もう明治時代になくなってしまったのだ。今はこの城跡があるだけなのだ。もし仙台城の様子が見たかったら、向こうにある資料館の復元モデルでも見るんだな。」

 と、言う。

 我輩は己の無知に恥じ入ったけれども、動揺を見せぬように、「かたじけない。」と言い、我輩の持っていた秋刀魚の尻尾をくれてやった。これはちょうどここに来る途中で見つけたご馳走であったが、その仙台猫がこの秋刀魚をちらちらと見ているのに我輩は気づいていたのでくれてやったというわけである。案の定、我輩が与えるや否や、飛びついた。

 天守台のあったところから、一枚。

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 この写真からも寒気が窺えるであろう。夏に撮影したならば、杜の都が一望できたものを、これではあまりに暗い世界である。閻魔大王でも住んでいそうである。

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 仙台城跡。政宗公の築いた栄華も、今は空しき廃墟、、、。

 次はどこに行こうかとも思ったが、寒いし、帰るのが遅くなるのも嫌であるし、駅に戻ることにした。

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 仙台駅内の一風景。前方に見える青い物体は、ドコモダケなる携帯電話会社ドコモのマスコットらしい。

 因みに、こんな感じである。

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 では、さようなら、仙台。また、いつか来てみようと思う。東北新幹線で、東京へ帰る。めでたし、めでたし。   (終)
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2005年12月19日

仙台道中膝栗毛〜土曜編〜

 我輩は、土曜から日曜にかけて東北地方の宮城県仙台市へ行ってきた。

 我輩が仙台に到着したのは、午後6時半頃である。駅を出たときの最初の感想は、、、寒い、であった。が、寒いが、東北地方最大の都市だけあって人が多く活気がある。

 まず、駅前から二枚。   

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 うむ、中々きれいに撮れたにゃんである。因みに、何故我輩のような猫がデジカメ写真を取れるか、と疑問に思う者もいるかもしれないが、我輩のような猫とてデジカメの操作くらいはできる。そもそもこうして文章を書けるのであるから、デジカメを操作できても何も不思議はないはずである。因みに我輩がどんな格好をしていたかと言えば、こんなふうな格好である。

 じゃじゃ〜ん。、、、、、、、、。

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 つまり我輩はこの猫の如く、デジカメを首に掛けて市内を徘徊しているのである。左の写真は仙台市の青葉通りに面したモール街を歩いていて、写真屋の前で見つけた猫の銅像である。やや我々猫族を侮辱した感はあるものの、ちょうど我輩のような出で立ちをしていたので、記念に一枚撮っておいた次第である。

 仙台駅前の歩道橋から青葉通りの風景を一枚。夜なので、杜の都仙台が見れなくて残念であるが、かといって今は冬であるから朝に見ても枯れ葉の都仙台である。やはり春や夏に来る方がよい。というか寒い。

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 因みに、この歩道橋には、我輩のようにここから青葉通りを撮影しようとする観光客が結構いた。写真を撮られる方は、皆こぞって例のピースというやつをしている。また、写真を撮る方も、かなりの確率で「はい、チーズ!」などと言っている。チーズとは食べ物のことであろうが、「はい、チーズ」などといっても別に相手にチーズを手渡す様子もない。写真を撮るだけである。人間はどうか知らぬが、チーズ、チーズとやたらに連発されると腹が減るから止めて頂きたい。

 青葉通りの一風景を何気なく撮影してみた。

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 一応付け加えておくと、写真に写っている自動車は、時速300キロくらいの高速で走っているのではない。ただ、このデジカメが時速40キロくらいの自動車を捕え切れないだけである。

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 外は寒いし、人ごみの中を歩くのは踏まれそうで嫌だと思っていたら、ちょうど地下の通路があったので入ってみた。

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 中には美しき噴水があった。 が、近くに浮浪者のものと思われるダンボールもあった。我輩は、我輩の頭に下げたデジカメを浮浪者に奪われないように足早にそこを去った。

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 青葉通りに面したモール街。我輩は踏まれそうになりながらもシャッターを切った次第である。

 そのモール街を歩いていると、ペットショップという動物売買をしている店があったので、ちょっと寄ってみた。

 店内は、犬族の臭いがぷんぷんする。我が猫族の臭いも少しはする。

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 左の子犬はすやすや寝ておる。やはり子どもは可愛いのである。

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 上の写真は子犬の兄弟である。相手を枕にしたいという気持ちは人間も猫も犬も一緒のようである。

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 我輩、この光景には驚愕した。余程寒いのか、余程部屋が狭いのか、数匹の子犬が僅か直径50センチ程の空間に高密度で睡眠していたのである。

 我が猫族の赤ん坊を見つけたのは、店の隅っこであった。

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 それにしても、ひどい寝方である。普通、我々猫というものは、横になって寝ることはあっても仰向けになって寝るものではない。確かにガラスの箱の中にいれば外敵から襲われる心配がないけれども、あまりに無防備な寝方である。我輩は、この子猫の将来に良くないと思ってガラスを足でこつこつと引っ掻いたが、全く起きる気配は見せなかった。完全にお眠り状態である。

 一階の犬猫を一通り見終わると、「二階、高級ペット」と書かれている広告があったので、二階に行ってみた。

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 名前は何と言うのか忘れたが、こんな豚の顔をちょっと長くしたような、顔の崩れたウサギの耳を少し短くしたような、そんな奇怪な顔面をした犬が高級だというから人間の考える高級の基準というの摩訶不思議である。が、この坊やは、我輩がカメラを向けると尻尾をふりふりと小気味よく振り回してくれるという、最も愛嬌のある子犬君であった。
 
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 この子犬は、鹿のように足が細い。ちゃんと飯を食わせてもらっているのだろうか、、、。我輩がこの子犬の細い足を撮影しようとしたら、突然我輩の方に近付いて来て、ガラスの前に座り込んでこちらをじっと窺っている。「坊やのそのやせ細った足を見せて頂きたい。」とお願いしてみたが、カメラを持った猫を奇特だと思ったのか、まるで聞く耳を持たずずっと座り込んでいる次第である。

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 最後は、子犬というよりは、小熊と言った方が適当な犬族の子どもを撮った。我輩がカメラを向けたら、ふてぶてしくこちらを睨みつけてきたが、誤ってフラッシュが光ると驚いて後ずさりした。我輩は「申し訳ない」と謝ったが、この子熊犬はすねて隅へ言ってしまった。 因みに目は開いているのか閉じているのか分からぬ(下)。

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 二階の犬は、我輩にしてみれば、珍獣ばかりであった。ただ、一階の犬猫がほとんど睡眠状態だったのに対して、二階の犬猫はみな起きていた。まさか、起きているということが高級だという意味ではあるまいな、と思ったくらいである。

 最後に、仙台のハト公を一枚。どこにでもいそうではあるが、何となく。

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 警戒して逃げるので、三度目にしてやっと捉えることができた次第である。

 今日は我輩、少々疲れておるので、これをもってまず膝栗毛としたい。何か、仙台の珍獣紹介の如き膝栗毛になってしまった、、、、。少し反省なのである。   (終)
posted by 我輩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする